2008/10/15

ビデオフィードバック

【Weekly Column:Satoshi】

◎10/11(土)【pool@LOOP】feat.CHEE ということで如何だったでしょうか、遊んで頂いた方々に感謝々々というスタッフ一同で御座います。いつものあの方にもきっちり脱いでもらって、あぁ有り難いなあ、生かされてるなぁ、と感激もひとしお。来月もまた景気よくバーッといってください。有り難いなあ。南無南無。


◎素晴らしい音でした。CHEEさんのDJは、狂気の笑顔・スマイリーtonyが、ビデオフィードバックを駆使した必見の色セットで演出。
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◎ビデオフォードバックという言葉が一般的に馴染みがあるのかどうも分かりませんが、要は映像の入力と出力がグルグル円を描いて回り続けてるという事。テレビモニターにビデオカメラのレンズを向け、その出力端子をテレビの入力端子につなぐというというのが一番簡単なつなぎ方でしょうか。ビデオを持ってる方は一度はこうして遊んだ事があるのでは。もちろんうっとこのtonyさんはそんなでは済まない、とんでもなく複雑なシステムを使って映像を作ってるわけですが。
(その他の作品も是非ご覧あれ)

ビデオフィードバックの魅力は独特の模様と色彩の伸びにあります。それは数学の世界では「フラクタル」と呼ばれる模様で、日本語でいうと「自己相似形」。つまりは小さい部分と大きな部分の形がまったく同じパターンで描かれているという模様のこと。例えばこのマンデルブロ集合という形、もしくはこのジュリア集合というのを見てもらえば想像がつくかもしれません。
おおよそ30年くらい前にこの数学理論は脚光を浴び、現在に至っております。背景には20世紀初頭から大流行して今に至る「量子論」などの極小物理学理論があります。またバタフライ効果などで知られる「カオス理論」といった、似たような考え方をする複雑系理論が、全く関係のない"天気予報"という自然科学から同時発生的に生まれたりしました。

「フラクタル」もしくは「カオス論」ひいては「量子論」というのは、西洋自然科学がようやく到達したひとつの境地ということなんでしょうが、東洋においてはすでに3000年くらい前に同じような話に決着がついてたりします。「梵我一如」といいますが、つまり最小の形と最大の形は同じ形だ、とまったく同じ内容の事が仏教誕生以前のインドにて説かれております。

だからといって"東洋の方が西洋より優れてるんだ"という話ではなく、昔っから同じ様な事をみんな考えんだなあってことなんだと思いますが。
こう改めて調べてみると、色ネタひとつとっても背景がなにかとあるものですね。それではまた。

satoshi



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